ようこそ(^^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、今は無いものとなってしまった金融庁リポートで、現在の年金制度では老後2,000万円不足する問題は、まだまだ議論が収まる気配がありません。
大概の論調は、国の年金制度が悪いというものです。
管理人はとてもじゃないですが、2,000万円が不足するのは国が悪い意見には、賛同はできかねます。
2001年国は、国民の資産形成を「貯蓄から投資へ」へと変えていく方向転換を打ち出しました。
いわゆる自己責任の時代の到来です。
その後、確定拠出企業型年金301Kの登場などを経て、現在の一般NISA、つみたてNISAそしてiDeCo制度が導入されます。
◆一般NISAは、個人1人あたり最大600万円の非課税制度
◆つみたてNISAは、最大800万円の非課税制度
◆iDeCoは、掛金枠に対しての所得税非課税制度
こういった制度を上手に利用すれば、非課税額は数百万円から数千万円に膨らみます。
これに原資を加えれば、退職金の平均額(1,500万円~2,000万円)は、十分に残すことができ、年金不足分を補てんできるとした制度です。
こんなすばらしい制度を金融庁は作り上げてくれました。
制度をフル活用もしないで、国を批判する論調には、とうてい賛同できません。
投資が失敗したら、おまえ責任取るのか!
命の次に大切なお金を0円になるかもしれない投資に使っていられるか!
主張はわかりますが、それでは何も変わりません。
変えるためには、飛ぶしかありません。
見る前に跳ぶしかありません。
Look if you like,but you will have to leap.
飛ぶためには勇気が必要です。
背中を押してくれる人生の応援歌、ご存知世界の歌姫中島みゆきのファイト!を贈ります。
1 我が国は、貯蓄から投資へは進んでいない
日銀資産循環統計2019年1月~3月報告によれば、家計資産は、相変わらず53.3%が貯金・預金です。
貯蓄から投資へと叫ばれても、株式投資は10.0%、投資信託にいたってはわずか3.9%を占めるに過ぎません。
単純に言えば、我が国の国民性は10人に1人しか、株式投資を行っていない訳です。
2 株式投資ブログは少数派!
どうりで、当ブログは弱小なわけです!
(´Д`)(´Д`)(´Д`)
管理人は株式投資の経験年数だけは長い「へたの横好きポンコツ盆栽株主」です。
2019年5月末から6月初旬にかけては、5日連続下落のミニセリングクライマックスを諸にかぶり、わずか5日営業日で210万円も損失をくらいました。
幸いにして、6月1か月で200万円を取り返し相殺できましたが、戦いは終わりません。
延々と続いています。
読者のみなさまの反応はというと、まともじゃない世界という感想がほとんどです。
(´Д`)
まともじゃないかもしれません。
でも見る前に跳ばなければ、普通のサラリーマンは資産形成はできないと思います。
100万円があったとします。
0.01%の定期預金に預けて、1年後100円(税込み)を増やすか?
テンバーガーともなれば1,000万円となるかもしれない夢を株式投資に託すか?
選択は、すべて自己責任にかかっています。
3 背中が押せる歌
1983年歌姫中島みゆきは、10作目のアルバム「予感」を世に贈りました。
最高傑作との誉れ高い前作「寒水魚」と比べると、管理人的には今ひとつと思いましたが、アルバム最後に入っていたファイト!を聴いた瞬間に凍りつきました。
あたし中卒やからね 仕事をもらわれへんのやと書いた
女の子の手紙の文字は とがりながらふるえている
ガキのくせにと頬を打たれ 少年たちの眼が年をとる
悔しさを握りしめすぎた こぶしの中 爪が突き刺さる
こんな詩をかけるアーティストは、中島みゆき以外に存在すらしないと思います。
当ブログの管理人は、このとおり能天気ですが、これでもたくさんの悔しい思いをしてきました。
特に生まれたときから貧乏だったので、「悔しさを握りしめすぎた こぶしの中 爪が突き刺さる」シチュエーションは、さまざまな局面で味わってきました。
今聴いても薄っすらと涙が滲みます。
私、 本当は目撃したんです昨日電車の駅、階段で
ころがり落ちた子供とつきとばした女のうす笑い
私、驚いてしまって助けもせず叫びもしなかった
ただ恐くて逃げました
私の敵は 私です
目の前に不条理な光景が起きたら、俺はすぐさま動くことができるのだろうか?
おそらくは歌詞と同じく、俺はただ恐くて逃げただろう。
東日本大震災以降、凄まじい話をたくさん聴きました。
バスの中に乗客が取り残され、乗客の突き刺す目線を目撃していながら、助けることもできず、水没していくさまをひたすら見ざるを得なかったこと
教室の天井まで10㎝の空間まで津波が襲い、そのわずかな空間を泳ぎ続けた人だけが助かり、次々と水没していく人を助けることはできなかったこと
おそらくは俺も何もできない。
悔しくて、悔いばかり残してきたのは、そのとき自分が行動しなかったからではないか!
私の敵は私です。
4 管理人が年金2,000万円不足問題に批判的な訳
ファイト!の最後のフレーズは、次のリフレインが繰り返されます。
ああ 小魚たちの群れきらきらと
海の中の国境を泳いでいく
あきらめという鎖を身をよじってほどいていく
ファイト!闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう
ファイト!冷たい水の中をふるえながら泳いでけ
たとえちっぽけな小魚であろうと、あきらめるな!
誰に笑われても負けるな!闘え!
女神中島みゆきに背中を押されて、管理人もさまざまな人生の分岐点でこの屈指の名曲ファイト!に助けられて今があります。
それは資産形成も同じです。
七転八倒して、個人が株式投資しているのは、まるで水車を怪物に見立てて戦うドン・キホーテのようなものです。
機関投資家の思惑には個人は無力です。
七転八倒し、苦しみもがく個人投資家の姿を、機関投資家は笑ってみているだけでしょう。
そんな博打に手を出したお前が悪い!
バカだね!
でも誰に笑われようとも、自らの信念を握りしめて、あきらめという鎖を身をよじって泳いでいきたいと思います。
2,000万円年金不足は、国が悪いのではありません。
もはや国にはお金がありません。
国の借金は、1,103兆円を超えました。
財務省は10日、国債や借入金などを合計した「国の借金」が、2018年度末時点で1103兆3543億円になったと発表した。17年度末に比べて15兆5414億円増え、3年連続で過去最大額を更新した。13年度末から6年続けて1千兆円を上回っている。
国民1人当たり約874万円の借金を抱えている計算だ。
国の借金、昨年度末1103兆円 3年連続で過去最大額を更新 | 共同通信
自分の力で、資産を増やすしか選択肢はありません。
5 まとめ
2001年聖域なき構造改革がスタートし、年金大改革もまたスタートしました。
30年かけて、2030年度に65歳年金支給完全実施が終了します。
すべてのサラリーマンは、65歳からでないと、年金は支給されません。
そのためにも、長期ビジョンをもって、資産形成に励み、老後に備えたいものです。
国は年金改革に30年を費やしました。
国は非情ではありません。
その間、さまざまな貯蓄から投資への税制優遇措置制度を作ってきました。
いまこそ、貯蓄から投資へと自ら跳ぶ必要があるのではないでしょうか!
国を批判しても何も始まりません。
ファイト!に背中を押されて投資の世界に踏み入れられてはいかがでしょうか?
ファイト!
くれぐれも株式投資は、自己責任により行われますようお願いします。
ブログに愛と真の情報を
それでは