最終更新 2021.1.9 2020.5.23 2019.12.26 9.22
当記事は、2019年7月26日時点の記事です。現在とはずいぶん変わっていますが、アーカイブ記事としてお楽しみください。
葉巻たばこも現在は値上がりしています。
わかば・シガー、エコー・シガー、ゴールデンバット・シガー(北海道のみ)、ゴールデンバット・シガー・メンソール(北海道のみ)いずれも500円(税込み)です。
また、現在はキャメル・シガーシリーズが13種類!も発売されています。490-500円です。
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、管理人はたばこを吸う人と電車の中で足を組む非常識な輩が、男女を問わず大嫌いです。
あの肺の奥から染み出てくる臭い息をかぐだけで、吐き気がしてしまいます。
ああ、この人はいずれCOPDと肺がんになって、一生苦しむために吸っているのかなと思ってしまいます。
管理人の親父は、後年COPDにかかり、苦しみに苦しんだ末、肺気腫となって数年前他界しました。
祖母もまた、90歳までヘビースモーカーで、肺がんで亡くなりました。
親父は祖母のやつれた姿を見て、後年10年ほど禁煙を始めましたが、すでに肺は真っ黒で、肺機能をずいぶんと損ねていました。
二人とも愛用していたたばこは、極貧だったこともあり、3級B品のecho(エコー)でした。
管理人は物心ついたときからこのecho(エコー)のパッケージが、目に焼き付いています。
セブンスターやマイルドセブン(現メビウス)のようにフィルム包装がなく、貧乏ってみじめだと子供心にも格差を感じていました。
このecho(エコー)が、なんと2019年9月末を持って生産を終了しました。
1968年に発売を開始し、51年間の幕を閉じました。
ノスタルジーとともにこの野郎!という思いもあります。
さらば!echo(エコー)!
嫌な思い出とともに永遠にさようなら!
アディオス!
と思ったら、なんとファンのためにエコー・シガーを販売するというじゃないですか!
これが税法上の理由でなんと葉巻たばこのカテゴリーで販売です!
あ・り・か・!
( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
健康増進法って一体何?
頼むからその臭い息で、近づかないでくれえええ!
- 1 わかば、エコー、ゴールデンバット生産終了!
- 2 たばこは究極の無駄使い!
- 3 わかば・シガーとエコー・シガー発売へ!
- 4 わかばとエコーを葉巻にする理由(推測)
- 5 リトル・シガーは注意文言不要!
- 6 まとめ
- 附記
1 わかば、エコー、ゴールデンバット生産終了!
2019年7月25日、JTが わかば、エコー、ゴールデンバットの生産終了を発表しました。
(出典:JT)
旧3級品銘柄である、「わかば」、「エコー」、「ゴールデンバット」の3銘柄は10月以降、当社の在庫売り尽くしをもって販売を終了し、廃止することといたしました。
「わかば」は、1966年の発売以降、「エコー」は、1968年以降、「ゴールデンバット」は1906年以降の長きにわたり、多くのお客様からご愛顧いただいておりましたが、9月末の旧3級品特別たばこ税率撤廃により、大幅に値上げせざるを得ず、お求めやすい価格での販売が困難となります。
このため、10月以降、売り尽くしをもって販売を終了し、廃止することといたしました。
「わかば・シガー」360円、「エコー・シガー」350円 9月中旬より、全国で新発売 | JTウェブサイト
価格を知って、腰を抜かすほど驚きました。
現在価格は、1箱350円です!
( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
ちょっぴり高級品のわかばが360円、最安値のゴールデンバットが330円です。
管理人が学生時代ちょっぴりいたずらで吸っていた時期は、たしか40円だったような記憶があります。
9倍近くも高騰したのか!
たばこは止めて本当に良かった!
(´▽`)(´▽`)(´▽`)
2 たばこは究極の無駄使い!
もしも管理人が、これから30年間エコー(350円固定)を1日1箱吸い続けたときの総費用を計算してみます。
350円×365日×30年間の計算式です。
3,832,500円!
貧乏人のためのたばこの代名詞であるエコーでさえ、こんなにお金がかかってしまいます。
月平均10,645円の出費です。
月1万円をiDeCoで30年間積んだとします。
所得税還付だけでも24,000円×30年(所得税20%の課税所得者)です。
720,000円も還付されます。
しかも原資3,832,500円が丸々貯まっています。
もしもインデックス投信にして年1%運用利回りが実現したとします。
4,196,282円!
エコーを30年間吸った人
3,832,500円が煙と消えます。
しかも、COPDや肺がんになるリスクが数倍に跳ね上がります。
エコーを吸わないで、たばこ代をiDeCoで運用した人
所得税還付720,000円+運用満期額4,196,282円
4,916,282円が、口座に貯まっています。
その差額や・・・
8,748,782円!
隣りの家の芝生が青い理由は、たばこを吸っていないからかもしれません!
貧乏人のたばこの代名詞であるエコーでさえこの額です!
たばこは今すぐにでも止めましょう!
究極の無駄使いです!
3 わかば・シガーとエコー・シガー発売へ!
ところがです。
同日付けのJT発表で、驚愕の発表がなされました。
JTは、「わかば・シガー」360円、「エコー・シガー」350円を、2019年9月中旬より全国で新発売いたします。
「わかば・シガー」、「エコー・シガー」は、たばこ葉を原材料として使用した巻紙を用いることで、リトルシガー特有の豊かな香りを活かしつつ、「わかば」でご評価頂いている「しっかりとした吸い応えと、クセのないソフトな味わいと香り」、「エコー」の「しっかりとした吸い応えと、たばこ本来のコクのあるうまみ」を実現した、お求めやすい価格の商品です。
「わかば・シガー」360円、「エコー・シガー」350円 9月中旬より、全国で新発売 | JTウェブサイト
なんだよ?
リトルシガーって?
リトルシガーとは、たばこ葉を原料にして作られた巻紙でたばこを巻いた商品であり、葉巻の一種です。
豊かで香り高いことが特徴であり、たばこの味わいをよりゆったり愉しんでいただける商品です。
「わかば・シガー」360円、「エコー・シガー」350円 9月中旬より、全国で新発売 | JTウェブサイト
は、葉巻???
JTそう来たかああああ!
4 わかばとエコーを葉巻にする理由(推測)
日本のたばこは、税金の有力な財源です。
平成28年ベースでも2兆1,200億円の税収があります。
(出典:財務省たばこ税収サイト)
1本あたり、63.1%もの税金を徴収されています。
(出典:財務省たばこ税収サイト)
JTとしては、税金が上がればそれだけ売れ行きが下がってしまうので困っています。
特に旧3級品とよばれた、わかば、エコー、ゴールデンバットは税法上有利だったので、他のたばこに比べ安くすることができました。
ただし、2019年9月30日までです。
そこで、目をつけたのがリトル・シガー(葉巻の一種)ではないでしょうか?(妄想)
葉巻は、税法上加熱式たばこと同じく、1gあたり紙巻きたばこ1本の換算で税金がかかります。
(出典:財務省たばこ税収サイト)
ということは、1本あたりのリトル・シガーを1g以下にすれば、紙巻きたばこより安くすることができます。
実際ランバージャックなど外国のリトル・シガーは、1本あたり0.9本です。
実質1割の税金が安くなる計算です。
(出典:JT)
よく考えたものだと思います。
5 リトル・シガーは注意文言不要!
「たばこ事業法施行規則の一部を改正する省令(財務省令第4号)」が、6月14日に施行されました。
中でも重要なのが、紙巻きたばこの注意文言です。
(出典:国立がんセンター)
これまで表面積の30%であった注意文言が50%に強化されます。
従来規制のなかった加熱式たばこにも義務付けます。
実際には、2020年4月1日より完全施行となります。
製造たばこの容器包装に表示する注意文言を改める。
※ 加熱式たばこに係る注意文言を新設。
○ 注意文言を表示する容器包装の主要な面の部分について、その面積を当該容器包装の主要な面の面積の 50%以上とするほか、表面のある容器包装については、「他者への影響」に関する注意文言を表面に表示すること、注意文言の文字の色について、白色又は黒色のうち、当該文字がより明瞭に判別できる色とするなど、注意文言の表示方法を改める。
しかし、リトル・シガーは注意文言の義務付けはありません!
義務付けがあるのは、紙巻きたばこと新たに加熱式たばこだけです。
リトルシガーは「葉巻たばこ」に分類され、葉巻たばこについてはタール・ニコチン値の確立された測定方法が存在していないことから記載しておりません。
なお、法令上(財務省令)も、紙巻たばことは異なり、「葉巻たばこ」にタール・ニコチン値の表示は義務付けられておりません。
外国のたばこの注意文言は写真付きで相当にグロいです。
注意文言がないたばこの発売は、ヒットの予感がします。
6 まとめ
ついにわかば、エコーそしてゴールデンバットが生産を終了します。
その理由はあくまでも旧3級品の税法上有利な取り扱いが終了したからとJT側のビジネスライクの判断のようです。
同日付で、2019年9月中旬にリトル・シガーとして、わかば・シガー、エコー・シガーを販売するという理由は、その表れだと思います。
(出典:JT)
安くて、注意文言もなく、タールやニコチン含量も示されていないたばこの販売を開始するとは、いくらビジネスライクとはいえ、なんだかなあという気がします。
ときあたかも、2020年4月1日より受動喫煙防止健康増進法が完全施行されました。
喫煙者には、たばこを吸わない人にもっともっともっと配慮していただきたいと思います。
この機会に禁煙ではなく、断煙されることを強くおススメします。
ブログと断煙に愛と真の情報を
それでは
附記
加熱式たばこが大ブームです。
JTが発売した高温加熱型プルーム・エス専用たばこスティックの価格は、現在480円です。
2019年10月1日からの消費税10%増税の際には、価格転嫁される可能性は高いです。
1箱500円として、エコーと同じく30年間、毎日1箱吸った場合のシミュレーションをしてみます。
500円×365日×30年=5,475,000円の出費です。
iDeCoに毎月15,000円積立てしていることと同じです。
所得税還付額 年36,000円×30=1,080,000円!
1%利回りのインデックス投信と仮定すると
運用額は、6,294,423円になります。
(出典:楽天証券)
断煙すれば、7,374,423円が貯まります。
30年喫煙を続けた人と吸わない(断煙)人との差です。
12,849,423円!
紙巻きたばこも加熱式たばこもリトルシガーも吸う意味などありません!
たばこは止めましょう!
批判結構!受けて立ちます!
よおく考えよう!お金と健康は大事だよ!