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お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、本日は清宮幸太郎君の事前面談希望記者会見について、考えてみたいと思います。
ご存知のとおり清宮幸太郎君は、早稲田実業高校時代、練習試合を含めて111本の高校新記録?を作りました。
清宮幸太郎君は今年のドラフト会議の目玉でもあり、進学かプロ野球選手かが、マスコミから注目を浴びていました。
先日、プロ野球選手の道を選ぶことを決意し、記者会見に臨みました。
この記者会見が?尽くしで、どうにも清宮幸太郎君のイメージが悪化したように思えます。
社会人になれば、言葉に責任を持たなければなりません。
例年、会社にも勘違い新人は入ってきます。
発言に気をつけないと、人生まで損をしてしまいかねません。
1 事前面接記者会見は何が狙いだったのか
狙いは、10月26日のドラフト会議で、有利な球団に入ることに尽きると思います。
マスコミは清宮幸太郎君を次のスターにするべく、高校1年生の時から徹底的に取材してきました。
国営放送のNHKまで一介の高校生にここまで騒ぐ取材姿勢には、正直違和感を覚えてしまうのは管理人だけではないと思います。
取材の根拠は、もちろんホームランの数です。(イメージ)
高校3年間の通算で111本のホームランを打ったという事実がすべての根拠です。
大変な記録だとは思います。
これまでの高校球児の誰もが、破れなかった記録だからです。
しかし、このホームランが甲子園での全国野球大会であれば、管理人も素直に認めます。
このホームランの数は、公式戦であれば、練習試合を含めてというところに、今ひとつ信憑性に欠けていると思うのは管理人の穿った見方かもしれません。
本人が、行きたい球団に行きたいと思うのは、勝手です。
それに乗っかるマスコミという存在は、如何なものかと思います。
野球人たる者、誰もが公平にプロ野球の舞台で最高の活躍ができるために、ドラフト会議は始まりました。
それで前途ある若者の夢をつぶしていいのかという批判があったからこそ、FA(フリーエージェント)制度は始まりました。
また、球団が認める場合に限って、アメリカメジャーリーグに移籍できるポスティングシステムも作られています。
それを未だプロ野球に入団もしないうちから、進路の事前説明するため、記者会見に臨み、ポスティングを認める球団に入りたいと主張するのは、正直いかがなものかと感じました。
もっとも主張するのは自由です。
それをニュースとして取り上げるマスコミに管理人は疑問を感じます。
2 U-18の結果はさんざん
今月史上最高?の鳴り物入りで、U-18野球W杯に出場したのは、記憶に新しいところです。
結果は、予選リーグ敗退という惨敗です。
清宮幸太郎君は、28打数6安打ホームラン2本で、打率は0.214でした。
(イメージ)
もっとも甲子園であの清原の記録を破った広陵高校の中村奨成君は、21打数2安打ホームランなしという結果でした。
甲子園の疲れもあったと思います。
木製バットのせいもあったと思います。
3 記者会見でのビックマウスに張本勲氏も苦言
記者会見での発表は、プロ野球の道に進むということでした。
ここで留めておけば、多少はでな記者会見だけど、高校新記録を持つスラッガーでもあり、許容範囲ではないかとも思いました。
しかし、次から次へと出てくるプロ野球に進む条件や夢がビックマウス過ぎて、驚くばかりでした。
夢は王さんの868本を抜くことです。
ドラフトにあたっては、事前に球団側の育成指導方法を知ってから決めたい。
ホームラン王を取ってから、メジャーにポスティングを使って行きたい。
条件はポスティングを認める球団です。
一体何様?
安打数の日本記録を持つ張本勲氏でさえ、あんぐりだったそうです。
プロ野球を一度も経験したことがないのにここまで言って大丈夫と心配になりました。
もちろん覚悟の上の発言、結果を残す自信があるのであれば別です。
新入社員の中にも、妙に自信たっぷりで、学生時代どんな困難な局面でも結果を出してきましたという者もいます。
ほとんどの場合、その自信と成果が会社では一致して来なかった姿を多数見てきたので、管理人はとても心配です。
4 プロ野球は格闘技である
プロ野球は、ボールを介して点数を取り合う格闘技です。
ピッチャーがいて、ボールを投げなければ始まりません。
投げるのは、人間です。
まだ18歳の人間に王さんを抜きたい、ホームラン王を取ったらメジャーに行きたいと言われたら、カチンと来ないピッチャーはいないと思います。
この一言でおそらく相手ピッチャーは全力で抑えに来るでしょう。
そのためには厳しい球の配球になることでしょう。
あの清原選手も厳しい内角攻めに遭ってフォームを崩して低迷しました。
希望や野望を発言するのは、悪いことではないでしょうが、相手方を燃え上がらせては厳しい勝負となってしまいます。
大きな戦略ミスではないでしょうか。
5 記者会見の態度受け答え
清宮幸太郎君の受け答えは、マスコミの中では好評らしいですが、ニュースで見る限りにおいては、相当言葉は選びつつも、少し嚙み合っていないと思いました。
ここまで大きい発言をしたら、もう少しメッセージ力を鍛えて欲しいと思いました。
イチロー選手、松井元選手、ダルビッシュ選手、田中選手そして大谷選手の受け答えは的確で、聞いている方もそのひたむきさに心を打たれ、応援したくなります。
もっと人の心を動かす努力を鍛えてもらいたいと思いました。
我が社の場合、社員に一番に求めるのは、プレゼン力とコミュニケーション力です。
これがないとどんなに学歴、前職が立派でもいい評価は得られません。
6 まとめ
いかがでしたか。
清宮幸太郎君のプロ野球での活躍を祈念します。
新入社員の一挙一同は周囲から常に見られているものです。
人は見た目が9割といいますが、それに匹敵するほど社会人の発言もまた、責任を取らなければならないものです。
たった一言で、人生が変わり、ライフプランにまで影響することは良くある話です。
くれぐれもご注意を!
それでは
なお、このブログは決して清宮幸太郎君を誹謗中傷するためのものではありません。
清宮君の今後の活躍を期待します。