最終更新 2020.3.15 2020.2.26
人生を豊かに生きるには、最低2,000万円は必要と考える意見に大賛同する当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、パワーカップルという聞きなれない言葉が、人生の成功者となる近道とさまざまなサイトで論じられています。
パワーカップルの定義は、曖昧ですが、一般的には40代の夫婦正社員で、かつ、二人合わせての年収が1,000万円を超えている夫婦を指すそうです。
我が家は50代ですが、一応夫婦正社員の共働きなので、パワーカップルの定義に何とか該当するかなと思っています。
しかし、夫婦正社員共働きは、世間が言うほど簡単ではありません。
特に子供が生まれると、養育という大問題が発生し、共働きを維持できなくなることが多いとされています。
夫婦の中で、該当する夫婦はわずか1%にすぎないそうです。
その大変さを記事にしたところ大変好評らしく、ロングテール記事となっています。
先日、当サイトに問い合わせが1通入っていました。
どうせどこかの怪しげなサイトだろうと思いましたが念のため開いてみました。
最近、ブログに記事を乗せてやるから、掲載料10万円頂戴ね!などというふざけた問い合わせが多いです。(怒)
ここまで地に堕ちたかと我がブログに涙します。
開封すると、パワーカップル夫婦についてでした。
私もパワーカップル夫婦ですが、とてもつらくて、もう駄目になりそうです。
仕事を辞めたいです。
パワーカップル夫婦を続ける秘訣を教えてください!
といった内容です。(内容は加工してあります。)
半分壊れかけた管理人が、アドバイスできることなどほとんどありませんが、パワーカップル夫婦を続けることが困難なご夫妻のために、管理人の自説からアドバイスしてみました。
少しでも参考になれば幸いです。
1 夫が家事や育児を手伝わない
イクメンという言葉が、日本語として浸透しているにもかかわらず、相変わらず家事のできない男は残念ながら少なくないです。
本当は結婚する前に、マメな男かどうか見極める必要があるはずなのに、残念ながらマメな男、よく気がつく男、気配りできる男は、モテません。
生物学的に女性は、本能的に三高を選びたがります。
三高とは
1 背が高い男
2 収入が高い男
3 学歴が高い男
です。
なぜなのか?
この理由を発見したのは、世界的な動物行動学者で名高いリチャード・ドーキンス博士です。
個人的には、いつかノーベル賞は間違いないと思っています。
歴史的名著があります。
利己的な遺伝子といいます。
知的好奇心をくすぐる世界的な名著です。
ぜひ一読をおススメします。
博士は、すべての生物は自らのDNAを残すために生きていると喝破します。
人間も含めて、すべての生物は、自らのDNAを残すための生存戦略を持っていると考えるとすべての謎が簡単に解けてしまい、本当に痛快です。
もう少しわかりやすく書いてくれたのが、京都大学の日高研究室にいらした竹内久美子女史です。
収入が高ければ、それだけ条件がよいところで、子育てができます。
栄養価が高い食べ物も与えられます。
学歴が高ければ、それだけ社会的地位の高いポジションにたどり着くチャンスがあります。
そうなれば収入も増え、十分な子育てができ、遺伝子を残せます。
謎は、女はなぜ背の高い男を選ぶかです。
これは人間が最強の生物ではなかった時代に有利に働きました。
敵(サーベルタイガーなど猛獣)が襲いかかってくるときに背が高ければ、それだけ有利に逃げることができます。
生存するチャンスが高まります。
三高の男は、社会的地位と危機管理能力で、家族を守ります。
従って、家庭内に関心が及びません。
三高の男に家事や育児を期待しても、期待外れと思った方が精神的に楽になります。
なお、三高の男の生存戦略も要注意です。
女にモテるという武器を使って、自らのDNAを残そうとします。
いわゆる浮気をしでかす可能性が高いので、要注意です。
なお、あくまでも竹内久美子女史の持論からですので、不快に思わないでください。
2 マメな男の生存戦略
しかし、三高の男を女が求めるのであれば、男は三高に向かって進化していきます。
一部ヨーロッパではそのように進化しているとされています。
ところが世の中には、背の低い不格好な男も、あまねく存在します。
本来なら進化の過程で淘汰されているはずです。
すべての生物の世界には、戦争と平和が待っています。
不格好な男の生存戦略は、スニーカー戦略と呼ばれています。
秋口になると産卵のため川を遡上するサケを例にとります。
サケは、夏の間に外洋で栄養を摂り、見事な体格となって、川を遡上してきます。
しかし、中には体格の小さなサケが交っています。
サケは産卵となるとメスを体格のいいオスが囲って、メスが産卵すると直ちに射精して、DNAを残そうとします。
しかし、この瞬間に小さなサケがすばやく産卵した卵に射精して逃げていきます。
これをスニーカーといいます。
つまり、絶対権力者のような三高の男にも隙があります。
浮気ばかりして、心が弱っている女にマメな男がかいがいしく寄り添ってあげれば、恋心が沸くこともあります。
マメな男は、いつ三高の男が寄ってきて、せっかく射止めた女がなびいて去ってしまうか気が気ではありません。
だからマメな男は必死です。
家事でも育児でも女が困っていることを何でも手伝います。
女の気が変わらないように必死です。
こういった夫婦であれば、パワーカップル夫婦は成立するという訳です。
お、おまえ・・・。
( ゚Д゚)
ふざけてね?
そんな論理が成り立つとでも思っているのか?
いや、いたってまじめです。
すべての生物は、人間を含めてDNAに支配されています。
若い女性がジャニーズ系にキャーキャーいう姿は、今に始まったことではありません。
江戸時代の歌舞伎の世界でも同じです。
光源氏の世界でも同じです。
3 パワーカップルが成立する条件
以上三高の男と結婚してしまったパワーカップル夫婦は、どうしても妻に負担がかかってしまいます。
夫の協力が得られず、とてもつらいのであれば、その豊富な財力で家事や育児をカバーするしかありません。
世の中、家事も育児もお金で買えます。
ベビーシッターを頼むなり、お掃除ロボットを買うなりして、家事や育児の負担を和らげるわけです。
世にいうパワーカップル夫婦が成立する条件は、モテないスニーカー男と結婚した場合です。
本能的に妻が消えるのを怖れているので、妻の困っていることを何でもやってくれるはずです。
そう、管理人もスニーカー男のBMI27のデブ男です。
妻に何とか拾ってもらったので、かいがいしく家事を頑張らないといけません。
三高の男を夫とした家庭は、パワーカップル夫婦を維持するのはむずかしいかもしれません。
なお、見た目三高の男でも、実はスニーカー男であったり、反対のケースもあります。
人は見かけが9割という本もベストセラーとなりましたが、誰も過去には戻れません。
すべてはDNAがしでかした業(ごう)と思うと、なぜ夫が家事や育児を手伝わないんだ!という怒りも治まるかもしれません。
4 まとめ
これから恋をする人、恋をしている人には、少し刺激的過ぎる内容だったかもしれません。
愛などはありません。
すべてはDNAが子孫を残そうと仕組んだ妄想です。
人の不可解な行動は、DNAで考えると簡単明瞭になります。
利己的な遺伝子は大著ですが、本当に面白いです。
ただし、あくまでも一つの仮説ですので、信じるか信じないかは自分の判断に委ねられています。
おまえバカ!
と批判されて結構です。
ひとつの読み物として、ご容赦ください。
こんな回答してしまうようでは、相談者はあきれて我が弱小ブログのリピーターにはなってくれないかもしれません。
(´-`).。oO
ブログに愛と真の情報を
つれづれなるままにその日暮らし
それでは