ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは副業に興味や関心はお持ちですか?
インフレが続く中、インフレ対策の効果的な手段は、生活を切り詰めるか、収入を増やすかのどちらかしかありません。
生活を切り詰めても、限界があります。
管理人は電気代を節約しようと12月21日まで蓄熱暖房をストップしていましたが、ついに妻が耐えきれなくなって、節電は終了しました。
管理人は耐乏生活には慣れているのですが、お嬢様育ちの妻には耐えられないようでした。
繰り返します。節約には限度があります。
残された道は、収入を増やすこととなります。
管理人は株式投資で収入を増やすべく、奮闘しています。
そんなとき、縁あって、と或る大学の非常勤講師のオファーがあり、2022年4月より前期後期1コマの講義を担当することになりました。
生きがいも含めて、収益もあるあこがれの副業に就くことができた結果を報告します。
一言!
副業はつらいよ!
- 1 非常勤講師という名の苛酷労働
- 2 俺はラッキーなのか?
- 3 非常勤講師控室の残酷物語
- 4 2022年12月第4週の悲劇!
- 5 2023年度のオファー来たる
- 6 令和4年分源泉徴収がとてもうれしい
- 7 まとめ
1 非常勤講師という名の苛酷労働
大学非常勤講師というととても知的な職業のイメージが強いです。
学生に専門的な知識を教えるのですから当然です。
オファーがあったときはとてもうれしかったのですが、実際にやろうとするとものすごいプレッシャーに震えました。
管理人のオファーは、前期1コマと後期1コマです。
前期後期とも15回ずつ計30回の講義を毎回90分担当します。
頼まれた講義は、かなり特殊で専門的なもので、教科書がありません。
全部手作りしなければなりません。
課題を出し、毎回添削です。
しかも、講義終了後に試験問題を作成し、学生の成績評価を行わなければなりません。
1回の講義に費やす時間は膨大です。
週休3日のうち2日間は缶詰状態です。
自宅では誘惑が多いので、図書館と大学非常勤講師控室に丸2日こもります。
3日目に資料を仕上げますが、毎日の作業も多く、正業が終わってから深夜1時過ぎまでの作業もざらにあります。
1週間のほとんどを次回の講義に費やし、その他の時間はブログ作成に費やします。
週末のわずかな時間を縫って、第4の副業である週末スロッターとなります。
管理人の場合だと1回の講義につき、最低でも40時間は費やさないと、いい資料ができません。
時給に換算すると時給200円程度です。( ゚Д゚)
あまりにも割の合わない副業が大学非常勤講師の実態と知りました。
能力的に1コマが限界です。
2 俺はラッキーなのか?
平日の図書館に行くと、今や社会人枠の勉強机いわゆるコワーキングスペースと化していることに衝撃を覚えました。
どういった人たちが平日朝から図書館に詰めているのか興味津々でした。
圧倒的に多いのが、高齢者です。
それもパチンコ店で見かけるような人種ではありません。
中には辞書も引かずに原書を読んでいたり、何やら難しい計算式をひたすら書き込んでいる人もいます。
一目で見て、知的高齢者だということがわかります。
おそらくは元大学教授クラスの人たちです。
満期定年退職し、居場所を失った人たちが、自分自身のために勉強しているのが、容易に想像できました。
時間を持て余している高齢者が、たくさんいることに戦慄を覚えました。
非常勤講師の席は、フルーツバスケットの様なものであることに気づきました。
この椅子を渡すわけにはいかない!
生きがいと多少の収益が、生活を守ってくれる!
幸い事務局長から10年間はやってくれ!と頼まれています。
少しでも生活防衛するためにこの椅子を渡すわけにはいかないと決意しました。
やってやらあ!
3 非常勤講師控室の残酷物語
非常勤講師控室もまたコワーキングスペースです。
プリンターもコピー機も給茶機も一通り揃っていて、フリーWiFi完備なのでノートパソコンさえ持ち込めば、講義資料作りができます。
基本的に土曜日に来るのは管理人だけですが、時折り他の非常勤講師の方も見えることがあります。
息抜きでたまには会話をすることもあります。
おそらくは、年収は250万円-300万円前後でしょう。
そして1年契約更新!しかも社会保障なし!
こんな苛酷な労働なのに、ニコニコ作業しているこの方が天使に見えました。
しかも、がんばってくださいとお茶菓子までもらってしまいました。
うるうるです。
俺なんて、この方に比べれば苦労でも何でもない!
がんばれ俺!
4 2022年12月第4週の悲劇!
管理人の大学は私立大学です。
1月から受験が始まるので、後期カリキュラムの日程は押しがちです。
しかも後期は台風の影響などで、休講もあり補講の日程が12月第5週に入りました。
すると学生が抗議を始めました!
教務主任に相談したら、23日にやってくださいの一言でした。
魂を削り、睡眠時間を削り、なんとかミッションを終了しました。
毎日深夜2時3時までの労働はとてもつらかったです。
希望の星は、我がポンコツ盆栽株が珍しく爆上げしたことです。
この事実にすがるだけでした。
まさか、カリキュラムのドタキャンがあるとは、管理人には信じられませんでした。
学生第一なんだろうな・・・。
非常勤講師はしょせんコマなんだなとさみしく思いました。
5 2023年度のオファー来たる
そんな中、事務局長は調子が良く10年間はやってくれといっていますが、所詮は口約束です。
来年度のオファーはまだ何もありません。
ようやく通知が来たのが12月20日の日でした。
しかし、内容はとてもタイトでした。
シラバス(来年度カリキュラム)作成は、12月23日までとする。
後期試験問題提出期限は、2023年1月13日までとする。
きびしすぎます。
しかも教務主任からは、残酷な話もいただきました。
この調子だと、管理人の場合は、前期後期合わせて10コマの補講をしなければならないかもしれません。
6 令和4年分源泉徴収がとてもうれしい
4月からの悪戦苦闘があっという間でした。
先週連絡箱に源泉徴収票が入っていました!
会社に勤めて、未だかつてない他社の源泉徴収票を初めていただきました!
源泉徴収額8,424円!
笑ってしまうような額ですが、8か月悪戦苦闘した証です。
確定申告が楽しみです。
1割分として、ふるさと納税の枠が840円ほど増えるかもしれません!
二足の草鞋の大変さを実体験した8か月となりました。
7 まとめ
管理人は2022年4月より縁あって非常勤講師の副業に就くことができました。
管理人よりふさわしい人はあまねく世界にゴロゴロ存在しています。
ご指名をいただいたことはとても幸運なことだと思っています。
しかし、引き受けたはいいが、非常勤講師という名の職業は、ブラック労働だということも実体験しました。
こんなにも見えない労働があることに心底驚いています。
適当なことは教えられないので、正しいソースを調べる手間が再現ありません。
まるでブログにおけるYMYLと同じです。
でもこういう丁寧な資料作りをすると、学生の喰いつきもいいということも知りました。
非常勤講師と言えど教育者です。
講義したことに学生が素直に反応してくれることは、教師冥利に尽きます。
ただし、失ったものも大きいです。
膨大な時間と労力を失いました。
日常生活や本業に支障を来たし、ギリギリのところでなんとか踏みとどまっているような状態です。
しかし、得るものも大きかったです。
何よりも生きがいを見出しました。
65歳を過ぎて晴れてフリーとなっても何をやっていいのかわからない人が圧倒的です。
73歳まで1コマとはいえ、仕事と生きがいを確保できたことは、人生のアドバンテージだと思います。
また、時給に換算すると200円にも満たない労働ですが、報酬をいただけるのはとてもうれしいです。
なにしろ優待株を年間1‐2種類購入することが可能となったのはうれしいの一言です。
睡眠不足と過労には常に悩まされましたが、就職して以来ここまで勉強した記憶はなく、頭の回転力はむしろ現職時代よりも良くなったかなと思います。
何にせよ、副業には覚悟が必要です。
副業のチャンスがあったら、受けてみるべきだと思います。
なお、1年間の報酬は、約330,000円です。
(´Д`)
これだけ苦労して、割に合わない報酬であるのは間違いありませんが、それでも居場所があるのがうれしいです。
優待株は別の副収入で買って、非常勤講師の副業では、電気代にしてもいいかなとも考えています。
1 株式投資配当金
2 パチスロ
3 マネタイズ
まあ、2と3は微々たるものですが。
我が家の凍えたうさぎがうるさいので蓄暖の暖房率を80%に上げてやります。
ブログと副業に愛と真の情報を
それではまた