最終更新 2021.11.19 5.30
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、全国6,500万人のサラリーマン世帯のみなさん、令和2年分の確定申告手続きは行っていますか?
令和3年の確定申告は、コロナ禍によるソーシャルディスタンス対策のため、期間を前倒しして2月1日や8日から始めている税務署がほとんどです。
管理人も2月3日に無事手続きを済ませてきました。
ふるさと納税による寄付金控除とiDeCoと医療費控除等のためです。
でも確定申告ってむずかしいんじゃないの?
混んでて、丸1日かかるんじゃないの?
それはネットが普及する前の昔々の物語です。
現代はネット社会です。
国税庁HPの「確定申告書等作成コーナー」があれば、サラリーマンの所得税控除は簡単に確定申告することができます。
「確定申告書等作成コーナー」サイトは、年々バージョンアップしていて、どんどん使いやすくなっています。
しかしながら、普段申告慣れしていないサラリーマンには、聞きなれない単語が多く、難しいところもあります。
令和2年度分も相当な部分で、インターフェイスが改訂されました。
より親切丁寧にをモットーにされていることは重々承知しています。
しかし、管理人は勝手に解釈してしまい、危なく還付ではなく、追加納付となるところでした。


管理人が間違えた個所を公開します。
まともに考えれば簡単なことですが、入力して確定申告書を作成してしまうと、妙に納得して、危なく出力したまま持っていくところでした。
計算上約20万円の還付金が、反対に10万円の税金納付となるところでした。
みなさんもご注意ください!
なお、後から間違いに気づいても、5年間ならいつでも更正手続きができます。
もし、控除額を少なく申告してしまっても、更正できますので、ご安心ください!
- 1 国税庁確定申告書等作成コーナーとは?
- 2 令和2年分確定申告書作成コーナーを使い方
- 3 令和2年分確定申告書等作成コーナーの間違えやすいところ
- 4 最大の勘違いポイント
- 5 控除額はすべて入力が必要!
- 6 まとめ
1 国税庁確定申告書等作成コーナーとは?
その昔、確定申告といえば、独学で書店からハウツー本を買って見よう見まねで書くか、税理士事務所に代行手続きをお願いするか、税務署の相談窓口で指導助言を受けて書いてもらうのが普通でした。
しかし、ネット社会は確定申告をも大きく変えようとしています。
今やインターネット上で、確定申告を完結することもできるようになりました。
↓国税庁トップページから入ります!
確定申告書等作成コーナーでは、画面の案内に従って金額等を入力すれば申告書や決算書などを作成することができます。
なお、作成した申告書等はe-Taxで送信することができるほか、印刷して郵送等により提出することもできます。
作成中の申告書等データを保存し、その保存したデータを読み込んで作業を再開することができます。
また、作成した申告書等データを保存しておけば、翌年の申告時に読み込んで活用できます。
確定申告書等作成コーナー/e-Tax(国税電子申告・納税システム)|国税庁
とても、便利なサイトです。
サラリーマンといえど、確定申告が必要なシーンはたくさんあります。
◆マイホームを建てたとき
◆家族全部で10万円以上医療費がかかった場合
が一般的です。
株式投資や投資信託を行っている方でしたら、運用に損失が出た場合
◆株式等譲渡所得の損失繰越控除
を行い、損失の一部を3年に渡って、取り戻すことができます。(NISAは対象外)
また、最近は、ふるさと納税とiDeCoが一般に広く普及しています。
ふるさと納税やiDeCoを始めている人にとって、確定申告は絶対に必要です。
ただし、ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用している人は確定申告は不要です。
◆ふるさと納税は寄付金控除
◆iDeCoは、小規模企業共済等掛金控除
少しでも納めすぎた税金を取り戻すことができます!
なお、副業で年間20万円以上の収入を得たときは、一時所得として確定申告を行い、税金を納めなければなりません!
副業を認めている会社に勤めているサラリーマンは問題ありませんが、認めていない会社に勤めている場合、副業が会社にバレてしまう可能性があります。
副収入はうれしいですが、会社を解雇されては身も蓋もありません。
サラリーマンブロガーにとって悩みの種の問題です。
弱小ブログの当サイトはその点安心です。
(´-`).。oO
2 令和2年分確定申告書作成コーナーを使い方
令和2年分確定申告書作成コーナーの使い方を簡単に紹介します。
国税庁HP確定申告書等作成コーナーをクリックすると、作成トップに移行するので、作成開始ボタンをクリックします。
すると、確定申告提出の方法の選択となります。
ここでは、印刷して直接税務署に持っていくか、郵送して提出の方法を選択します。
サラリーマンの確定申告は、ほぼ100%が所得税の確定申告なので、所得税をクリックします。
これで準備が整いました。
ここから令和2年分の所得や控除額を入力していきます。
3 令和2年分確定申告書等作成コーナーの間違えやすいところ
ここからがスタートです。
選択は必須です。はい/いいえをクリックしていきます。
間違いやすいところは、控除のカテゴリーが2段階となっているところです。
医療費控除と寄付金控除(ふるさと納税)だけの場合は、1段階目を「はい」、2段階目を「いいえ」と押します。
しかし、iDeCo(小規模企業共済等掛金控除)があれば、「はい」を押さなければなりません。
ちょっとパニクリました。
この選択をしないといつまで経っても印刷ができなくなります。
ご注意ください。
4 最大の勘違いポイント
管理人が勘違いした最大の箇所です。
その前の選択肢で、勤め先での年末調整は済んでますか?の問いに「はい」を押しました。
社会保険料も生命保険料も地震保険料も扶養控除も会社でやってくれています。
管理人の場合、入力するのは、申告する医療費控除、寄付金控除(ふるさと納税)、小規模企業共済等掛金控除(iDeCo)などです。
該当した項目だけを入力しました。
その結果です。
104,200円の納付?
104,200円を納付しなければならない結果となりました!
えっ?ナニコレ?
なぜなの?
ふるさと納税もiDeCoもやってるじゃないかああああああ!
5 控除額はすべて入力が必要!
もう頭の中がパニック状態でした。
なぜなの?
ふるさと納税の分のiDeCoの分も控除されず、しかも追徴?
落ち着け!落ち着くんだ!オレ!
そこで、令和元年分の確定申告書の写しを見ることとしました。
令和元年分は所得から差し引かれる金額を入力することとなっており、社会保険料、生命保険料、地震保険料、扶養控除などが一括して控除されていました。
そうか!
これらも全部入力しなければならないんだ!
その結果です。
198,599円が還付されます!

令和元年分の確定申告書の写しを持っていなければ、そのまま提出するところでした。
あぶなかった!本当に危なかったです!

間違えた原因は、令和元年分の確定申告書等作成コーナーとインターフェイスが大きく変わり、勤め先での年末調整は済んでますか?の問いが追加されたことにあります。
すでに社会保険料や生命保険料などの控除は済んでいるので記載しなくともよいと思い込んでしまいました。
また、令和2年分から、基礎控除額が年収2,400万円以下の人は、38万円から48万円にUPしました。
こういったことから、入力しなくとも控除額を自動計算してくれるものと思い込んでしまっていました。
こんなバカなサラリーマンも世の中にはいるんだということを反面教師にしてくれればありがたいです。
6 まとめ
一説によると、日本国民は生涯収入の37%を税金として納付しなければならないそうです。
一般的なサラリーマンですと、所得税が課税所得の20%~30%賦課されます。
住民税は10%、、消費税も10%です。
37%の納税は、納得です。
少しでも納めすぎの税金を回収できるのが、確定申告です。
還付できる条件に該当した場合、確定申告は絶対行った方がお得です。
今回、管理人の確定申告が多かった理由は、iDeCoと医療費控除です。
医療費が70万もかかってしまいました・・・。
iDeCoは本当にすごいと今回初めて実感しました。
ぜひみなさんもiDeCoは、続けた方がいいと思います。
また、医療費控除や寄付金控除(ふるさと納税)で得をする方法は、あらためて別記事にします。
ブログと確定申告に愛と真の情報を
それではまた