ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは株式投資に関心はありますか?
株式投資はうまく行けば資産が何倍にも増える場合もあります。
投資額の10倍以上に騰がる株をテンバガー株と呼びます。
テンバガー株は、個人投資家にとって夢とあこがれの株です。
はい・・・。
しかし、反対に言えば、何分の一になってしまう株式もあります。
これらの株を逆テンバガー株と呼ぶこともあります。
特に博打銘柄とも呼ばれるバイオ株とゲーム株には、よほどの腕に自信がなければ、個人は手出し無用です。
全財産を失う怖れもあります。
2021年10月22日、新型コロナウイルス感染症特効薬開発創薬メーカーであるオンコリスバイオファーマとアンジェスとテラがそろって年初来安値となりました!
( ゚Д゚)
- 1 コロナショックは、投資の大チャンスだった
- 2 バイオ株が異常となった
- 2-1 アンジェスは1/5バガー達成!
- 2-2 オンコリスバイオファーマも1/5バガー達成!
- 2-3 テラ
- 3 ワクチンが開発された時点で、先は見えたはず
- 4 帝人にチャレンジしてみた
- 5 まとめ
1 コロナショックは、投資の大チャンスだった
2020年1月、新型コロナウイルス感染症は、国内でも感染が確認され、コロナショックがスタートしてしまいました。
未知のウイルスに対する恐怖は、日ごとに国民に広がっていきました。
パンデミックが宣言されるや、2020年2月には市場からマスクは忽然と消えました。
それだけではなく、アルコール製剤やトイレットペーパー、体温計や小麦粉に至るまで市場から忽然と消え、ご苦労されたことは記憶に新しいところです。
↓とあるスーパーの日常(管理人撮影)
管理人にも大儲けするチャンスがありました。
風が吹けば桶屋が儲かるの想像力です。
マスク(川本産業)を記事にしたブログは、650円から4,000円まで、6倍以上高騰してしまいました。
ワクチン搬送用超低温庫関連のツインバード工業も、その後Wバガー以上に騰がりました。
でもなんだか怖くて手を出せませんでした。
それよりも管理人が保有するポンコツ株の含み益が7割も吹っ飛んでしまい、リスクの高い投資には手を出すことができませんでした。
結果的には正解だったと安堵しています。
川本工業もツインバードも、コロナショック前の株価に戻っています。
行ってこい銘柄となりました。
川本産業(株)【3604】:チャート - Yahoo!ファイナンス
なお、ツインバードもまた、ワクチン接種が順調に進んだためか、2021年10月22日今年最安値となっています。
2 バイオ株が異常となった
新型コロナウイルス感染症は留まるところを知らず、特効薬についての模索が続きました。
さまざまな新薬の開発や既存薬の転用が検討されました。
注目を浴びた新薬開発メーカーは、これまでにいくつも浮上しては消えるの連続でした。
中でも注目を浴びたのは、アンジェスとテラとオンコリスバイオファーマです。
アンジェス AV-001
オンコリス OBP-2011
テラ プロメテウス療法
2-1 アンジェスは1/5バガー達成!
アンジェスは大阪大学医学部発創薬メーカーです。
大阪府知事も相当に期待してたびたび記者会見で名前が飛び出したので、知名度が高い銘柄です。
アンジェス(株)【4563】:チャート - Yahoo!ファイナンス
年初来高値1,375円(21/01/12)
年初来安値 535円(21/10/22)
2021年10月22日、今年最安値を更新してしまいました。
なお、コロナ禍後の最高値は、2020年6月24日につけました。
2,492円⇒535円
1,000株保有でも195万7千円の損益です!
怖い!怖すぎます!
2-2 オンコリスバイオファーマも1/5バガー達成!
オンコリスバイオファーマも大学発創薬メーカーです。
コロナ治療薬では、OBP-2011を開発研究中です。
オンコリスバイオファーマ(株)【4588】:チャート - Yahoo!ファイナンス
年初来高値1,938円(21/06/25)
年初来安値 682円(21/10/22)
2021年10月22日、今年最安値を更新してしまいました。
なお、コロナ禍後の最高値は、2020年6月23日につけました。
3,820円 ⇒682円
1,000株だけでも、313万8千円の損失です!
(´Д`)
2-3 テラ
テラも大学発創薬メーカーです。
プロメテウス社とともに開発しているコロナ療法が注目を浴びてきました。
テラ(株)【2191】:チャート - Yahoo!ファイナンス
年初来高値410(21/01/07)
年初来安値136(21/10/22)
2021年10月22日、今年最安値を更新してしまいました。
なお、コロナ禍後の最高値は、2020年6月9日につけました。
2,195円⇒136円
見事な逆テンバガー達成株です。
1,000株なら205万9千円の損失です。
吐き気がしそうです・・・。
3 ワクチンが開発された時点で、先は見えたはず
2020年、新型コロナ感染症ワクチンが、ファイザー製、モデルナ製、アストラゼネカ製が国内で認められました。
なぜその時点でこれらの株式を売却していないのか不思議でなりません。
新薬の開発には、最低でも5年、おおむね10年はかかるとされています。
その開発期間までに当面はワクチン接種で人類の危機を乗り越えようとするのが世界的なプロジェクトです。
見事世界に先駆けて開発できれば、再び株価は爆騰することもあると思います。
しかし、世界的な製薬メーカーもこのビッグチャンスを逃すわけがありません。
すでにメルクや塩野義製薬といった超巨大製薬メーカーが年内中に販売にこぎつけると宣言しています。
小さなベンチャー創薬企業ではひとたまりもないと考えるのが一般的です。
川本産業もツインバード工業も、瞬く間のうちに何倍に騰がっても、瞬く間のうちに元の株価に下落してしまいました。
うわさで買って、事実で売れ!
株の格言そのものです。
高値つかみしてしまった人の心境如何ばかりかと察します。
4 帝人にチャレンジしてみた
管理人もバイオ銘柄?にちょっとだけ手を出してみたことがあります。
帝人です。
帝人は繊維素材メーカー国内第2位の巨人です。
繊維素材は、化学産業のため、必然的に医薬品分野とのかかわりが深くなります。
管理人が注目したのは、ダイヤモンドプリンセス号で一大クラスターが発生した際の治療薬オルベスコが注目を浴びました。
当時管理人はさまざまな感染症専門家の講演を聴く機会があり、オルベスコに注目しました。
神奈川県立足柄上病院やダイヤモンドプリンセス号での症例報告で、オルベスコが「ウイルスの早期陰性化や重症肺炎への進展防止効果が期待される」と評価されたからです。
配当も60円と高配当であり、なんといっても炭素繊維世界第2位の巨人です。
含み益が7割も吹っ飛んでしまい、三菱UFJフィナンシャル・グループ株とともに夢を託すこととしました。
1,000株を1,620円で購入してみました。
162万円の投資です。
思ったよりも騰がらず、ドキドキしました。
2020年12月23日、オルベスコは効かないと国立国際医療研究センターと発表しました。
2020年12月23日
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(略称:NCGM)は、全国21施設の協力を得て、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者を対象に、シクレソニドの肺炎の増悪抑制効果及び安全性を検討するための多施設共同臨床試験を実施しました。肺炎のない軽症COVID-19患者90名に対して、シクレソニドを投与する群と対症療法のみを行う群に無作為に振り分けて比較したところ、シクレソニドの有効性は示されませんでした。
吸入ステロイド薬シクレソニド(販売名:オルベスコ)のCOVID-19を対象とした特定臨床研究結果速報について|国立国際医療研究センター
あわてて翌日約定しました。
投資した損益は、税込みで254,000円+配当60,000円と大したものとはなりませんでした。
しかし、その後の帝人の株価チャートを見ると下落傾向が続いており、思い切って売却は大正解となりました。
帝人(株)【3401】:チャート - Yahoo!ファイナンス
帝人のヤフーファイナンススレッドは、最近まで大いに荒れていましたが、今では凪のように静かになりました。
オルベスコオルベスコと騒いでいた投稿者は、オンコリスバイオファーマとGNIがいいと行ってしまったようです。
もちろんオンコリスは、その後も地獄のチャートであり、投稿自体も消えてしまったようです。
投稿によれば、帝人を2,500円で5,000株投資し、その後オルベスコを2,000円で1万株購入したようです。
帝人で500万円の損失、オルベスコで、1,300万円の損失です。
気の毒とは思いますが、これが株式投資の世界です。
思い込みやうわさだけで投資すれば、どんなに成功体験があっても、一度失敗すれば取り返しがつかない世界が株式投資の世界です。
5 まとめ
2021年10月22日、新型コロナウイルス感染症対策関連銘柄が、そろって今年最安値を更新しました。
アンジェス 535円
オンコリス 682円
テラ 136円
Tバード 802円
なお、帝人は10月8日に今年最安値を更新しています。
ワクチン接種が広く高まったこと、新型コロナウイルス感染症治療薬が年内にも出回る可能性があること、国内陽性患者数が劇的に減少していること
これらにより、コロナショックが終焉を迎え、関連銘柄が続落しているとみることもできます。
帝人は石油高騰による素材コスト急騰の影響の方が大きいかもしれません。
ただし、このままコロナ禍が終息するかどうかは、誰にもわかりません。
もし第6波がやってこれば、株価はまた上げに転じるかもしれません。
しかし、こんなにボラティリティが高いと、個人にはリスクは高いのではないかと思います。
切った張ったが大好きで、すばやく状況判断でき、決断力を持っている人は格別かもしれませんが、判断が遅く、グダグダやっている管理人の様な底辺投資家は近づくことができません。
くれぐれも株式投資は自己責任において判断されますようお願いします。
買いは家まで、売りは命まで
それではまた